訪日旅行者の関西エリアでの訪問率1位は「難波」

訪日旅行者が急増する中、マーケティング情報が不足していると警鐘をならすDream Newsの記事を紹介。

(前略)2015年度の訪日外国人旅行者数は2136万人となり、前年度対比146%と急増しています。中でも関西地域は好調で、関西国際空港の外国人旅客数は1100万人(前年度対比157%)となり、2016年2月の外国人入国者数は1994年の開港以来はじめて成田空港を上回りました。
多くの事業者が、この急増する訪日外国人旅行市場を大きなビジネスチャンスと捉えています。しかしながら、訪日外国人旅行者の旅行実態について全体像を把握することは容易ではありません。
(中略)
○外国人観光客には京都よりも大阪が人気。訪問はまだ一部の観光地に偏っている。
大阪では難波エリア、心斎橋エリアへの訪問がもっとも多く、それぞれ年間600万人近く(訪日外国人旅行者全体の3割)が訪問。京都では東山エリアへの訪問がもっとも多く、年間400万人近くの訪日外国人旅行者が訪問している。訪問エリアは大阪市内や京都の特定の観光地などに集中しており、将来的な広域観光の拡大余地はまだまだ大きい。

○個人旅行の増加により鉄道利用が拡大。さまざまな利用実態が明らかに。
延べ1274万人の訪日外国人旅行者が大阪-京都間を移動している。大阪市内の移動が圧倒的に多く、京都市内の回遊性はそれほど高くない。このほか、さまざまな地点間の流動量や交通手段別のシェアなど、多様な利用実態が明らかになっており、今後のトレンド変化を注視する必要がある。(以下略)

追加:

梅田・大阪駅地区は497万人。大阪市内は関空からの交通の便が良いことが影響した。京都府では東山地区が392万人で最多となり、253万人の金閣寺周辺、209万人の京都駅周辺が続いた。兵庫県の神戸・三宮は109万人とした。(記事:産経WEST

調査によると、2015年度の訪日外国人旅行者数は2,136万人となり、前年度対比146%と急増。特に関西国際空港の外国人旅客数は1,100万人(前年度対比157%)に達しているという。そこで、関西地域への旅行経験について尋ねたところ、全体の50%が初めての来日であり、66%が初めての関西訪問であることがわかった。主要9カ国・地域別(中国・韓国・台湾・香港・欧州・米国・ASEAN(除タイ)・タイ・豪州)で見ると、台湾・香港客はリピーターが多く、70%が2度目以上の来日。また、半数は関西への訪問も2度目以上となっている。
関西圏観光地、訪問率№1は「難波」
続いて、関西圏の観光地・エリアについて訪日外国人旅行者の訪問状況などを聴取し、分析を行った。その結果、訪問率が最も高かったのは「難波」で75%。また、再訪意向を示した人も54%と高い割合を示し、「難波」がターミナルとしての拠点性の高さに加えて、訪日外国人旅行者にとって満足度の高いエリアであることがわかった。難波と同じく再訪意向が高かったのは「USJ」。事前認知に対して訪問率が相対的に低くなってはいるものの、実際に訪問した人の満足度は高いよう。また、「嵐山」「貴船神社・鞍馬寺」といった観光地についても、実際の訪問率は低いが再訪意向が高いことから、これからの来訪者の伸びが期待されるエリアであることがうかがえた。一方、再訪意向がやや低かった「大阪城」「清水寺」「金閣寺」といった観光地については、初めて関西を訪れた層にとって入門的な観光地になっている可能性があることがわかった。(記事:マイナビニュース

画像:NewsWeekから

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