ユーザーから反応をもらうSNS投稿のコツ

SNS投稿のコツは、「!(驚き)」ではなく「?(問いかけ)」

「頻繁に投稿していても、ぜんぜんコメントが来ない。いいねも、ほとんど来ない」。ソーシャルメディアを運用していても、こんな状況だと意味がありません。効果がないとか、上司に怒られるとか、そういうのも鬱陶しいですが、なによりも、やっていておもしろくないですよね。担当者自身が。

ファンから反応を得るには、ファンが反応したくなるような投稿をしなければいけません。そこで各社のソーシャルメディア担当者は、いろいろアタマをひねるのです。画像に凝ったり流行りの360度動画を駆使してみたりと。最近はソーシャルメディアでも画像や動画の重要性が高まり、手間・ヒマ・コストをかけた、非常にクオリティの高い投稿も見られます。ただ、ソーシャルメディアは、手間・ヒマ・コストだけではファンの反応を得ることができません。

そもそもソーシャルメディアとはユーザー同士がコミュニケーションをとる場です。企業がテレビCMや雑誌の広告みたいなキレイな写真や動画を載せても、そこからユーザーとのコミュニケーションが生まれなければそれは単なる「広告媒体」です。たまたまソーシャルメディアに広告(のような投稿)が載ってるだけです(別にそれが悪いというわけではないですが)。

では、どうやったらファンから反応を得られるのでしょうか。ポイントは「!(驚き)」ではなくて「?(問いかけ)」です。

思わず答えたくなる事例を紹介
ここでいくつかサンプルを見てましょう。TwitterやFacebookで、「ユーザーが思わず答えたくなる投稿」をしている好例です。

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シャープ(Twitter)
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https://twitter.com/SHARP_JP/status/748422446164942848
Twitterにはアンケート機能があります。ワンクリックでファンは企業とコミュニケーションをとることができます。さらにアンケートの内容についてコメントも書きたくなるものです。

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タニタ(Twitter)
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https://twitter.com/TANITAofficial/status/748514309383168000
こちらは超直球な質問。ただ、いきなりこれをやってもコメントはもらえません。ふだんからフォロワーとのコミュニケーションを行い、“聞いたら答えてくれる関係性”を構築しているのが肝です。

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東急ハンズ(Twitter)
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https://twitter.com/TokyuHands/status/747608369104445442
企画のアイデア募集です。レスポンスが入るたび、発信した企業アカウントのタイムラインと、コメントを入れたユーザーアカウントのタイムラインに、この情報が流れます。

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グリコ(Facebook)
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https://www.facebook.com/
商品の起源について、クイズでファンを巻き込んで盛り上がっています。ファンからすると、聞かれたから答えるだけ。その結果、コメント欄が賑わいます。

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カルピス(Facebook)
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https://www.facebook.com/calpis.jp/posts/1128418227216932:0
複数の商品を扱っている企業なら、「どっちが(どれが)好きですか?」と聞いてみるのもいいでしょう。それぞれ理由があって、ユーザー同士が勝手に盛り上がってくれます。

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投稿に反応をもらうための3つのポイント
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●ポイント1●反応がほしいときは、「反応がほしい」と率直に投稿する
「どっちが好きですか?コメント欄に書いてくださいね」など、直接的な表現をするのです。なんとなく「コメント書いてくれたらいいなー」と考えて投稿するのではなく、「コメントを書いてほしい」と率直に言葉で表します。
ソーシャルメディアは、さまざまな人が閲覧します。なんとなく空気を読み取ってほしい、というのではなく、どんな人にでも、明確に伝わるよう、言葉で表すことは大切です。

●ポイント2●ふだんからコミュニケーションをとる
日頃コミュニケーションをとっていないアカウントが、いきなり投稿でユーザーに問いかけても、結果は寒いです。
ただ情報を一方的に発信するのではなく、できるだけユーザーの反応を“拾う”という運用を日頃から行うことが大切でしょう。
特にTwitterは、他のアカウントの問いかけに絡んだり、投げかけられた質問に回答したりして「絡むアカウント」であることを見せておくことが大事です。“待ちの姿勢”ではダメなのです。

●ポイント3●もらったコメントに、なんらかの意思表示を行う
ほんとうは、いただいたすべてのコメントに対して、コメントで返すのがベストです。
しかし、いただいたコメントの数が多かったり、どう回答したら良いか微妙なコメントを書き込まれたりすることもあります。コメントのやりとりは結構スキルが必要だったりします。
ですが、TwitterでもFacebookでも、いただいたコメントに対しワンクリックで「いいね」を付けることができます。
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Twitterでは「いいね」(ハートマーク)が用意されている
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Facebookでは「いいね」(親指を立てたマーク)が用意されている

企業アカウントがユーザーのコメントに対して「いいね」をすると、コメントに直接返信しなくても、「ちゃんと読んでますよ」という姿勢が伝わります。そうすれば、ユーザーは喜んでくれます。喜んでくれれば次の投稿をしたときに、なにかしらの反応をしてくれる確率が上がるでしょう。

記事・画像:web担当者Forum
サムネイル画像:GOODCROSSから

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