外国人観光客へ、京都駅に新サービス続々

京の玄関口・JR京都駅で、外国人観光客などに向けた新サービスが相次いでスタートした。京都市などは、市バスでスマートフォンのアプリを使った翻訳サービスの実証実験を開始したほか、実証実験中の外国人観光客向けタクシー乗り場を増やすなどの運用拡大を始めている。

市バスで行われている実証実験は、市内の主要観光地を結ぶ3つのルート(うち2ルートが京都駅発)を運行する市バスの観光系統「洛バス」で、車内のアナウンス音声を自動翻訳する試みで、スマホの画面に文字表示するアプリを使った「京都サウンドUDプロジェクト」。

ヤマハとけいはんな地区にある情報通信研究機構(NICT)の技術を生かしたアプリ「おもてなしガイド」を使い、6月から府内で実施している実証実験の一環。日本語のほか、英語、中国語など8カ国語に対応しており、外国人観光客や耳が聞こえにくい高齢者・障害者らの利便性を高める狙いがある。

また、今年3月から実施している外国人観光客向けタクシー「フォーリンフレンドリータクシー」専用乗り場を拡充するほか、同タクシーの車両に交通系ICカード決済機器の導入をスタート。今月中の全車両への設置を目指す。烏丸口乗り場の運用時間は、これまで午後5時までだったが午後11時に延長したほか、八条口乗り場の待機車両枠を2台から3台に拡大した。

また、外国人観光客の京都駅までの利用交通機関は「新幹線」や「特急はるか」が目立ち、関西国際空港から直接、京都を訪れている人が多いことから、JRをはじめ、地下鉄や私鉄など公共交通機関や電子マネーとしても利用可能な交通系ICカード決済機器を導入。JR西の「イコカ」やJR東の「スイカ」など9社の交通系ICカードが利用可能になった。

記事:産経ニュース
画像:あばうと京都から

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