「アニメ聖地」88カ所へ旅を、JTBなどが協会設立

KADOKAWAやJTB、日本航空、成田国際空港(千葉県成田市)など5社が16日、アニメを活用して観光地への誘客を後押しする「アニメツーリズム協会」を設立した。今後、アニメや漫画の舞台となった88カ所を「アニメ聖地」に認定し、訪日客などを呼び込む。

 アニメ聖地の候補は雑誌やインターネット上で12月まで一般から募集する。各地域の自治体などとの協議を進めた上で、2017年内に決定する。協会が主体となって、アニメ聖地をつなぐ観光ルートを提案する。地方自治体がアニメコンテンツを利用しやすいように、著作権などの権利使用の申請を支援する役割も果たす。

 協会は東京都千代田区に置き、トップの理事長には「機動戦士ガンダム」で制作監督を務めた富野由悠季氏が就任する。今後は他のアニメ会社や出版社、旅行関連の企業の協会への参加を促す。

 日本政府観光局によると、今年1~7月の訪日客数は1400万人を超え、前年同期から2割強増えた。最近は日本での買い物に加え、史跡やレジャーを楽しむ訪日客も多い。協会では20年に年400万人の観光客をアニメ聖地に送り込むことを目指す。

記事:2016年9月16日 日本経済新聞
画像:animetourism88から

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