スマホかざし、英語で道案内 京都市内の交番

増加する外国人観光客の道案内をスムーズにしようと、京都府警は10月から、スマートフォン(スマホ)で読み込むと英語で道順が表示される2次元コードを記した案内シートを京都市内の交番に設置する。全国初の取り組みで、年内に府内の全警察署や交番、駐在所の計約300カ所に広げる。

 交番近くの寺社や駅、銀行などのコードがあり、スマホで読み込むと、地図と道順などが英語で表示される。一部の交番にはタブレット端末も置き、ネットに接続できない観光客も利用できるようにする。

 京都府の統計では昨年府内で宿泊した外国人は過去最高の約322万人を記録。2020年の東京五輪を控え、増加も見込まれている。

 特に外国人観光客が多い京都市東山区の東山署祇園交番で10月3日から運用。府警によると、同交番は今年5月からの3カ月で計約1900人の外国人が訪問。9割が道案内を求めており、対応が課題になっていた。

 府警地域課の担当者は「地理を簡単に理解してもらえるようになり、警察官は緊急性の高い事案に専念しやすくなる」と期待している。

記事:2016年9月28日 日本経済新聞
画像:毎日新聞から

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