地方の有力観光地 海外認知1割未満

米コンサルタント会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが13日公表した米英などの外国人アンケートで、鎌倉や奈良など地方の有力観光地の認知度が1割に満たないことが分かった。政府は2020年に訪日客を15年の2倍の4000万人に増やす方針を掲げる。だが、マッキンゼーは海外経済の成長に伴う訪日客の自然増だけでは940万人不足すると試算。目標の実現には、地方を外国人に知ってもらう効果的な取り組みが必要だと提言した。

鎌倉を知っている外国人は9%、奈良は7%、日光は5%、伊勢神宮は3%にとどまった。だが、それぞれの観光地を説明した後に、魅力を感じたと答えた人の割合は34~42%だった。

マッキンゼー日本法人の桑原祐パートナーは「地方の観光地は全然知られていないが潜在的な魅力は間違いなくある」と指摘。この差を埋めれば東京、大阪、京都に偏る訪問先の拡大につなげられると強調した。具体的に外国人旅行者の視点で好みに合わせた観光PRや官民でIT活用や観光インフラの整備に取り組んだりする施策を挙げた。アンケートは4月、米国・英国・オーストラリアの計1783人が回答した。

記事:SankeiBiz
画像:e-venzから

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