高知県 ×アマゾンジャパン 産業振興で全国初の協定

オンライン店で高知県フェア産品3900点や観光発信

 オンライン通販大手のアマゾンジャパン(東京都目黒区)と高知県は11月1日、産業振興や地域活性化に向けた協定を結んだ。舞台は、地域産品を扱うアマゾンジャパンのオンライン店舗「Nipponストア」。そのリニューアルの第1弾として高知県フェアを始め、高知県産品の販売強化や観光情報の発信を行う。

 アマゾンが産業振興で自治体と協定を結ぶのは全国で初めて。

 「Nipponストア」の開設は2011年で、ご当地グルメや特産品を紹介する専門サイトとして運営していた。リニューアルは各地の商品を単に並べるだけでなく、産品のブランディング支援、各県の情報発信なども手掛ける狙い。

 高知産の商品に魅力があることに加え、高知県からの積極的なアプローチもあって、第1弾に選んだという。

 この日から始まった高知県フェアのトップページでは、「日本一のゆずの産地」と写真入りで紹介。ユズの生産や収穫の説明から始まり、ユズ加工品の紹介につなげている。

 さらに「観光」「特産品」「肉」「魚」「酒」などのテーマを設け、観光ガイドや県産品ブランドの詳しい情報も掲載した。

 高知県フェア全体の高知県産品は3900点。アマゾンが事前に県内で開いた商談会で新たに約100社と取引口座を開設し、約1200の商品が新たに加わったという。

 高知県庁で行われた協定締結式では、尾﨑正直知事が「消費市場そのものを大きく改革してきたアマゾンジャパンから大変ありがたい話をいただいた。とてつもない発信力が地産外商推進の大きな力になる」と述べた。

 アマゾンジャパンの前田宏バイスプレジデントは「われわれが扱う食品は大手メーカーより地方のこだわりを持った商材が多い」と説明。その上で、「動画などを使って商品をお客さまに分かりやすく伝えることは実店舗より秀でている。高知県の物産や観光を全国に売り歩く役割を担いたい」と意欲を語った。

記事:高知新聞
画像:PRTIMESから

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