訪日客、16年は2400万人に

観光庁の田村明比古長官は16日の記者会見で、2016年の訪日客数が2400万人前後に達するとの見通しを明らかにした。訪日客消費は陰りが見えるが、訪日客数の伸びは続いている。日本政府観光局が同日発表した1~10月の訪日客数は前年同期比23.3%増の2011万3千人。国・地域別では中国の約551万人がトップだった。

 中国以外では韓国(417万人)や台湾(359万人)の旅行者が多かった。中国人が団体旅行から個人旅行にシフトするなど質的な変化も出ているという。政府は訪日客を20年までに4000万人に増やす目標を掲げる。田村長官は「2000万人は通過点。官民一体で(訪日客を増やす)取り組みを実行していく必要がある」と述べた。

 10月単月の訪日客は前年同月比16.8%増の213万5900人。アジアの旅行需要が堅調で、クルーズ船や航空便の就航が増えた。カナダとドイツの旅行者は単月として過去最高を記録した。

記事:2016年11月16日 日本経済新聞
画像:トラベルボイスから

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