クラウドファンディング、東京海上が初の保険

東京海上日動火災保険はネットで資金を募るクラウドファンディングを巡るリスクを補償する保険を国内で初めて月内に発売する。仲介サイトの運営会社がこの保険に入っていれば、出資者は、お金を募る事業者が破綻したときに8割程度を返金してもらえる。投資家が安心してお金を出せる環境が整えば、普及に弾みがつく。

この保険に加入した運営会社は、東京海上に保険料を支払う代わりに、事業者の破綻や横領などがあった際に、保険金を受け取る。このお金を原資に、出資者に返金する仕組みだ。出資者に追加負担はかからない。第1号案件として、クラウドファンディング仲介のCAMPFIRE(キャンプファイア、東京・渋谷)と契約した。今後、仲介大手のミュージックセキュリティーズ(東京・千代田)をはじめ、他サイトへの保険販売も検討する。

矢野経済研究所によると、2016年度のクラウドファンディングの国内市場規模は前年度比32%増の477億円となる見通し。映画製作などに裾野が広がる一方、個人事業主が多いためトラブルも起きている。保険が普及の起爆剤になる可能性がある。

記事:2017年2月17日 日本経済新聞
画像:stowstartupsから

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