海外向けSNS運用、開始検討企業の多くが外注を検討

■SNS情報発信先の注目国ランキング 1位「中国」(48.5%) 2位「台湾」(37.0%) 3位「韓国」(34.6%)と周辺諸国が圧倒的に多い。

国別の訪日観光客数に比例するようにSNSで情報発信を試みようと検討している地域はアジア地域が集中して多い割合を占めました。まずは周辺諸国から、と考えている企業の多さがわかります。

■海外へSNS情報発信したい内容 1位「商品情報」 2位「イベント情報」 3位「Q&A情報」。集客に直接つながるような情報発信を検討。

「①商品・サービス関連情報紹介(56.3%)」が最も多い回答となりました。商品やサービスをアピールするのにSNSを活用したいと考えている回答が多くなりました。つぎに「②イベント・セミナー情報(42.8%)」などと続くことから、多くの企業が直接集客につながるような情報発信を検討していることがわかります。

■6カ月以内に半数以上が「海外向けにSNSを使って情報発信」を行いたい、1年以内では約8割にも達する。

今は行っていないが、6カ月以内に海外への情報発信のためにSNSを利用したいと考えている人が半数以上だという事がわかりました。さらに、1年以内を予定している企業は約8割を超えることがわかりました。この半年から1年の間に、海外に向けた情報発信を行う企業は急激に増加する可能性が大きいと言えます。

■海外へSNS情報発信をする理由 1位「新規顧客獲得」2位「ECサイト売上アップ」3位「実店舗での売上アップ」

■SNS以外の方法ですでに海外向けにプロモーション施策を試みている企業は多い。

現在海外向けに行っているプロモーション施策の中で最も多いのは「①新聞、雑誌広告」で、35.5%。
Webを使った施策を実施しているの割合は、回答全体の44.5%と半数以下のようです。Web上での施策をすでに行っているにもかかわらず、SNSの利用に至っていないとう現状がうかがえます。やはり海外向けSNSの運用はハードルが高いという印象があるのでしょうか。

■今まで行っていなかった理由は 1位「言語対応」2位「リソース不足」3位「スキル・ノウハウ不足」

現在に至るまで海外に向けたSNSでの情報発信を行っていなかった理由を聞いたところ、「①外国語で対応できるスタッフがいないため」が45.2%、「②社内で運用する人的リソースが無いため」42.2%、と、リソース不足を理由に挙げる回答が上位に並びました。その他には「③SNSの運用スキルが不足しているため」「④国ごとのSNSの利用状況ユーザーの特性がわからない」など、運用スキルや、知識・情報収集の面を答える内容が続きました。
「英語力(語学力)」「リソース不足」「スキル不足」の3点が海外に向けたSNSでの情報発信の足かせとなっているようです。

■約8割が「外注」での海外SNS運用を検討

「英語力(語学力)」「リソース不足」「スキル不足」不足を補うための解決策として、SNS運用を外注する予定があるかどうかという質問をしたところ、80%が何らかの形で外部の専門会社の力を借りて運用する予定であることがわかりました。

    また、SNSで海外向けに情報発信をしようと考えたきっかけについて聞いたところ、以下のような意見がありました。

  • 日本製品のブランド力を生かし国外展開を考えている
  • 昨今の情勢を受けてグローバル化、インバウンド需要が急増している
  • 海外からの問い合わせが急増している
  • 国内需要の飽和、差別化
  • 実際に訪日観光客に評判が良いのでより需要を伸ばしていきたい
  • 海外との積極的な取引実績をアピールポイントにし知名度向上、採用につなげたい
  • 顧客層拡大、新規顧客の獲得
  • 国外需要を獲得し、業績向上を狙いたい
    また、海外向けの情報発信や顧客獲得施策について悩みや課題を聞いたところ、このような回答をいただきました。

  • 言葉と文化の違い、風習・習慣などがわからない
  • 販路を確保しても周知が難しい
  • セキュリティ面の問題
  • 各国にあわせたノウハウが不足している
  • 外国人のニーズをつかむのが難しい
  • 国内客とは同じ戦略では効果が出にくい
  • 社内調整が困難
  • どうアピールしていいのかわからない
  • 地方からの発信がどれだけ海外に届き、集客できるのか心配

記事:訪日ラボ
画像:advertimes

関連記事

ページ上部へ戻る