日本のゴルフツーリズム、2020年には500億以上の市場へ!?

日本各地で「スポーツツーリズム」が盛り上がりを見せています。この背景には インバウンド市場の急激な成長、インバウンドトレンドの「コト消費」化、さらには地方創生のためのインバウンド地方誘致 などがあると考えられるでしょう。

スポーツツーリズムとしてにわかに注目を集めているのが「ゴルフツーリズム」です。日本にはおよそ2,450のゴルフコースがあり、これは世界でも2番目のコース数で、日本は世界有数のゴルフ大国 だと言えます。この豊富な観光資源をインバウンドに活用できる可能性はあるのでしょうか?

世界のゴルフツーリズムによるインバウンド誘客効果は?

世界各国のインバウンド・ゴルフ来訪者数は、少なくて年間4万人程度、最高で年間40万人程度、平均しておおよそ年間12~17万人程度 となります。インバウンド(その国への外国人来訪者)総数に対する割合は、おおよそ0.3~1.5%程度 となっています。

ゴルフツーリズムの日本インバウンドへのインパクト:500億円以上の市場規模の可能性

ゴルフツーリズム先進国の数値から考えれば、日本も 訪日外国人観光客総数のおよそ1%程度 をゴルフツーリズムで呼び込める可能性があります。

日本でも2020年には、およそ36万〜40万人のゴルフツーリズムでのインバウンド誘客 が考えられます。40万人程度といえばインパクトが少なそうですが、その経済効果は意外と大きなものとなります。

まず、英国の実績によれば、ゴルフ目的のインバウンド外国人観光客の平均宿泊数は13泊程度になります。この内、7割程度をゴルフのプレーに費やすとすれば、インバウンドによるゴルフ利用者数(述べ)は、「36万〜40万人(ゴルフツーリズムでのインバウンド誘客)×13泊(英国基準平均泊数)×7割(ゴルフプレーに費やす日程の想定)=327万〜364万人」 となります。

ゴルフ場1プレーあたりの平均消費額を1万5千円程度とすれば、全体で490億〜546億円程度の市場 となり、無視できないレベルの規模感となります。日本全国の2,450コースに平均したとして、1コース当たりおよそ年間2,000万円の売上となります。実際の所、訪日外国人観光客に需要のあるゴルフコースが全体の10%程度だと仮定すると、訪日外国人観光客に人気のゴルフコースは、年間2億円以上のインバウンド売上 になりうるのです。

日本のゴルフコースのインバウンド受け入れ環境は?

日本は世界でも有数のゴルフ大国です。コース数にして2,450コース、世界中のゴルフコースの中で構成率7.3%を占めており、ゴルフコース数ランキングではアメリカに次ぐ第2位となっています。 前々項でも触れた、ゴルフインバウンド40万人を誇る世界有数のゴルフツーリズム先進国であるタイは、このコース数ランキングでは20位選外になっていることからも、受け入れのインフラキャパシティーは十二分にあるといえるでしょう。

記事・画像:訪日ラボ

関連記事

ページ上部へ戻る