効率的に旅前の訪日韓国人にアプローチ

日本に関する情報を取得する際、10代~30代はインターネット、40代以上はテレビなどを利用:年代でくっきり分かれる結果に


公益財団法人新聞通信調査会が実施した「諸外国における対日メディア世論調査」によると、日本についての知識や情報の入手先として 韓国人の延べ73.0%が「自国のテレビ・新聞・雑誌」と回答 しました。次に多かった選択肢が 「インターネット(51.4%)」。その後は「自分の家族や親戚・知人(16.4%)」、「学校教育(14.8%)」、「訪日経験(13.6%)」、「日本人の友人・知人(9.0%)」 と続きます。
他の調査対象国(アメリカ・イギリス・フランス・韓国・タイ)と同様に、1位となった選択肢が、自国のテレビ・新聞・雑誌などマスメディアを経由 したものでした。

しかし、年代別に見てみると 10代から30代の韓国人の間ではインターネットを日本に関する情報入手先として利用する割合がそれぞれ85.7%(10代)、74.9%(20代)、73.2%(30代)と新聞・テレビ・雑誌などマスメディアよりも高い 結果になりました。

韓国では、日本に関する情報を取得する際、若い人たちの間ではインターネットをそれ以外の世代ではマスメディアを利用しており、二極化が起きています。平均的に言えば、マスメディアを利用する傾向があるようですが、世代によって情報の取得方法はまちまちです。10代ではこの傾向は顕著です。
韓国人の間では、一般的に日本に関する情報を仕入れる場合、上記で紹介したような傾向が見られました。この傾向が観光情報を得る際にはどう変わっていくのでしょうか?

旅マエの訪日観光に関する情報収集に役立つものとしてブログがダントツでトップに!

観光庁の「平成28年消費動向調査」によると、訪日韓国人観光客が訪日旅行をする前の観光情報収集手段としてもっとも役に立ったと答えたものは 「個人のブログ」でした。回答率は延べ54.2% にあたります。次いで回答率が高かったものが 旅行会社のSNS(22.8%)。その後は、旅行ガイドブック(19.1%)、その他インターネット(19.0%) と続きます。

他の訪日主要国では、SNSや口コミによって訪日観光時の情報を入手する場合が多いですが、韓国では先述の通り、「ブログ」が訪日旅行時の意思決定にもっとも大きな影響を与えています。韓国人に情報を発信する際はどのような方法が有効なのでしょうか?上記2つのデータをもとに、考察していきます。

旅マエの訪日韓国人への情報発信:年代によってツールを使い分けよう

旅マエの訪日韓国人観光客にアプローチする場合、年代によってツールを使い分けることが重要です。韓国人は、マスメディアを通じて日本に関する情報に触れるのが一般的ですが、若い韓国人の間では、ネットの普及とともにマスメディアを利用しなくなってきています。 若い韓国人の間で流行しているウェブサービスといえば、各韓国版ニュースサイトに加え、カカオトーク、Facebook、LINEなど。 また、訪日観光情報をブログから入手する人が多く、 このようなツールを活用して情報を発信することは、韓国人に向けて情報を発信するうえで有効な手立てとなります。
40歳以上の韓国人にアプローチするためにはやはり、マスメディアへの露出 がもっとも効果的です。
最近では、映画やドラマなどのロケ地を観光資源として活用するロケツーリズムが脚光を浴びており、実際に香川県や高松市・民間団体などで組織する 「瀬戸の都・高松テレビドラマ誘致委員会」は、日韓中の3か国共同制作テレビドラマ「フルハウス2」のロケ誘致に成功。同地域に多くの韓国人を呼び込むことに成功しました。

記事・画像:訪日ラボ
サムネイル画像:wikipedia

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