JA全農、シンガポール空港に日本の食材供給

JA(農協)の上部団体で農産物の販売などを手がける全国農業協同組合連合会(全農)は、シンガポールのチャンギ国際空港内の小売店に向けて日本の農産物の供給をし始めた。アジア有数のハブ空港で日本の食材をアピールし、輸出に弾みをつける。

 食材の供給先は、チャンギ国際空港第3ターミナルの出発フロアにこのほど開設された「プレミアム ジャパン ファーマーズ マーケット」。同空港内で日本の食材を扱う店舗は初めてだ。

 全農が扱う牛肉、果実、加工品、日本酒などを並べ、産地フェアも開く。搭乗客だけでなく一般客も利用できる。

 デロイトトーマツグループによると、シンガポールのレストラン数のうち、日本食レストランの占める割合は13%。同国の食料品輸入先の国別シェアでみると日本は2%に満たず、多くの日本食レストランは日本産以外の食材を提供しているのが実態だ。

 全農は世界約380都市と就航しているチャンギ国際空港で日本食材の品質の高さを訴え、輸出の拡大につなげる。

記事・画像:2017年10月5日 日本経済新聞
サムネイル画像:Gion

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