訪日外国人、『日本に行くなら東京』の割合低下

日本政策投資銀行と公益財団法人日本交通公社は5日、2017年版の訪日外国人意向調査を公表した。日本で行きたい観光地を複数回答で聞いたところ、東京が48%で最も多かったが、16年に比べ4ポイント低下した。政投銀は「日本旅行で地方を訪れたい外国人観光客が増える傾向が読み取れる」(地域企画部)と指摘している。

 調査は6~7月、中国や香港、米国などアジアや欧米の12カ国・地域に住み、海外旅行経験のある人を対象にインターネットで実施した。有効回答数は計約6300人。

 日本で訪れたい観光地では富士山が43%で、東京に次いで多かった。北海道と大阪が33%で、京都が32%。訪日客に人気の「ゴールデンルート」と呼ばれる地域と北海道が上位に並んだ。

 富士山の割合も昨年比で8ポイント低下した。一方、青森(5%)や金沢(4%)、岡山(4%)、徳島(3%)はそれぞれ1ポイント上昇した。

 調査では20年東京五輪の認知度も聞いた。「知っている」「聞いた気がする」は計71%で、昨年比で14ポイント上昇した。19年ラグビーワールドカップは「知っている」「聞いた気がする」は8ポイント上昇したものの、計44%にとどまった。

記事:2017年10月6日 日本経済新聞
画像:Hato Bus

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