食材・土産の調達先 「地元を重視」85%

西日本観光調査で回答した旅館やホテルのうち48の施設が食材や土産物を「地元から」調達していると回答した。また、18施設が1年前と比べ地元との取引金額が増えたと回答、無回答を除くと全体の38%を占めた。商店街店舗の回答は22%だった。調達先として「地元を重視している」と回答した施設は85%と商店街店舗の35%を大きく上回った。

山口県の周防大島では地元の旅館、ホテル、レストラン11社が全国的な人気を呼んだ「みかん鍋」に続き地元の魚とかんきつによる「太刀魚の鏡盛り」を開発。山崎浩一社長が「味だけでなく見た目も大事」と語る旅館千鳥は首都圏を中心にリピーターが集まる。

 高知市の旅館、臨水は地元素材を生かした創作料理などに力を入れる。「国内客に知ってもらい、外国人の宿泊にもつながれば」と女将の土ケ内美智子さん。台湾などアジアからは地方を目指すリピーターが増えている。「地産地消」のおもてなしを訪日客にも届けるには、待ちの姿勢ではなくSNSなどを活用した情報発信が欠かせない。

記事:2017年10月21日 日本経済新聞
画像:東急リゾート

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