ついつい逃した最終電車。増える楽しみ方

ついつい逃した最終電車。寒空の下さまようよりはと、はしご酒でだらだら始発待ちしていませんか。深夜に陥る謎のハイテンションを楽しまなければもったいない! 深夜営業縮小が相次ぐ中、深夜ハイの状態でテニス、ボードゲームに興じる人々や「始発待ちアイドル」が現れるなど、おかしな盛り上がりをみせている。始発待ちの時間に何が隠されているのか?

■始発待ち、ゆるく楽しむ
終電もなくなった深夜の東京・渋谷。4人の女の子が観客の目の前でジャンボジェンガで遊ぶ。
ジェンガにかかれたどうでもいい質問。「自分を動物にたとえるなら」「好きな食べ物は」。代わる代わる4人がジェンガを抜いて読んでは上に積んでゆく――。

 この不毛なトークイベント、主役である彼女たちの名は「始発待ちアンダーグラウンド」。渋谷で終電を逃した4人が暇つぶしに結成した、という設定のアイドルだ。

 設定よろしく昨年8月の結成式は午前1時にスタート。まだ持ち歌はないので、メンバーによる民謡の披露、お客を交えた大喜利、メンバーオリジナル紙芝居の朗読、ビンゴなど4時間近くふわっとした企画が続く。

ところ変わって深夜3時の東京・秋葉原、雑居ビルの3階「ゲームカフェ秋葉原集会所」に、アナログゲームに興じる人たちがいた。ボードゲームカフェでは珍しく、毎週金曜は朝6時まで開いている同店。100種類超のゲームをしに、わざわざ深夜に人が集まってくるという。

飲み続けるのは好きじゃないといい一人で訪れては「深夜だとからみやすいから」とその場で会った人と一晩で10種類ほどのゲームをする。「マージャンは単調で飽きるし、ほら、後半ギスギスしてくるでしょ」。その点、アナログゲームは安心。勝ち負けでなく純粋にゲームを楽しめるのだそうだ。

記事・画像:2018年1月28日 日本経済新聞

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