テレビの総接触率は北海道が1位、東京は43位

出身地について話すと自然に出てくる「○○県民はせっかち」といった県民性のネタや、「静岡県のおでんは黒い」といったご当地ネタ。性格はもちろん、味の好みや文化の違いもあって、定番の話題です。

最もテレビを見ている都道府県民は?
ランキングを見ると、テレビが見られている時間が最も長い都道府県は北海道で、1日の平均で約6時間程度という結果でした。逆にテレビが最も見られていない都道府県は鳥取県で、1日当たり約4時間という結果でした。1位と47位 では、テレビが見られる時間に2時間以上の違いがあるようです。

次に、テレビの総接触率の「1日のなかでの変化」を分析しました。テレビの総接触率には朝、昼、夜の1日3回のピークがあることがわかります。

青森県は長年、早寝早起きで全国1位の県(全国平均と比べて18分早起き、40分早寝)ですが、テレビの視聴時間にもその傾向が表れているでしょうか。データからは、青森県は朝、夜のピークが全国平均から10~15分程度が早いことがわかります。「早く起きてテレビを見て、早くテレビを消して寝る」、テレビの視聴データからは、青森県民のそのような生活リズムもうかがえます。

ご当地ネタの代名詞「秘密のケンミンSHOW」。地元ネタは強い?
2007年から10年以上にわたって放映されている読売テレビの「秘密のケンミンSHOW」。各地域の行事や食文化などのご当地ネタが紹介される人気番組です。地元ネタが特集されていると嬉しいもの。実際番組を見る人も増えるのでしょうか。

2017年9月7日の放送は「潜入! 最強ラーメン王国福島!」と題して、福島のラーメン特集が放送されました。この時の福島県と全国平均の接触率のデータが図表5です。福島県が特集された9月7日の接触率が普段の2倍程度に上がっていることがわかります。

また、翌週9月14日には「好評! 海無し県民大集合!」特集、翌々週の9月21日には「長野熱愛! 巨大唐揚げ山賊焼に騒然!」特集が放送されました。この時の長野県と全国平均の接触率のデータが図表6です。

海なし県が特集された9月14日、長野の食べ物が特集された9月21日では長野県の接触率が普段の1.5倍程度に上がっていることがわかります。やはり地元ネタには反応しやすいようです。

県代表の甲子園の試合。好調だとテレビ観戦も盛り上がる?
ご当地で盛り上がるテレビと言えば、甲子園での県代表試合もあります。特に勝ち進んで決勝進出ともなると大きな話題になり、普段高校野球は見なくてもテレビの前で応援し、喜びや興奮を周囲と共有したいと思う人も多いのではないでしょうか。

2017年夏の甲子園の決勝では、それぞれ県としての初優勝がかかっている広島県代表の広陵高校と、埼玉県代表の花咲徳栄高校の試合が行われました。この試合中継の分単位の接触率を広島県、埼玉県、全国平均で比較した結果が図表7です。

試合開始から1時間ほどは、広島県の接触率が高かったのですが、花咲徳栄高校が大量得点を取った時間帯に広島県の接触率は下がり、一方、埼玉県の接触率は継続して伸び続け、試合終了を迎えていました。皆で盛り上がれる、ご当地にとってうれしいニュースがリアルタイムで注目を集めていく様子がわかります。

記事・画像:WEB担当者FORUM

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